2014年10月23日

救命いかだ・ライフラフト

 ヨット・ライフラフトの点検

 ライフラフト(救命いかだ)のことです。
初めて遠洋クルーズに出かける前、教則本通り、ライフラフトの定期チェックを行うことにした。 中古で買ったヨットに付いてきたダンロップ社の8人乗りのライフラフトで、前の持ち主が大西洋往復する前に買ったものだから、私たちが受け継いだとき、すでに4−5年経っていた。 定期検査予定日から一年以上過ぎていたとおもう。 

そこで、地元の公認ライフラフト屋に炭酸ガスボンベの詰め替えなどリパックを依頼した。
地元のヨット乗りと懇意だったところから、どうせ一度はライフラフトを膨らませ開くのだから、どのように開くのか是非見たい、とライフラフト屋に強硬に頼み込み、いくつかのライフラフトをマリーナに持ち出し、海に投げ出す実験に立ち会ったのだ。 他の2−3のライフラフトはウームなるほどと感心させられるほど、ポンポンと見事に開いた。 私たちのものも素晴らしい勢いで開き、浮いた。 がそこまでだった、いったん開いたライフラフトが開いた時と同じ勢いで萎みだしたのだ。 それはどこかに穴が開いていて空気が漏れたという程度ではなく、10何秒かでライフラフト転じて、黄色いビニィールが海面に漂うだけになったのだ。

ライフラフトに勇躍乗り移ったとたんに、それが黄色いテントに変り、自分が海のモクズになる絶望的な情景が脳裏に焼き付いたことだ。 メーカーに掛け合い散々嫌な交渉をし、(メーカーでは長時間、高温の下に置いてあったので、シーム(糊代)がはがれた、よって保管のやり方に問題があり、製品自体に問題はなかったとぬかしたのだ) これで温厚誠実をモットーにしてた私の心情に火が付いた。 もし、見合った保障、安全な商品を送ってこないなら、試験的にマリーナの会場でテストした時の写真をヨット・ボートの雑誌に流すぞ(これはハッタリでそんな写真は撮っていなかった)とまでスッタモンダやりあい、新品をセシメタのだが、そのメーカーの完成度を常に疑うようになった。 新品もポンツーンの上でだが、試しに膨らませ、テストした。 まったく問題がなかったから、メーカーの言うように、炎天下のデッキに晒し過ぎたのかもしれないが、もともとライフラフトはイザというときに運び出しやすいところ、デッキの後ろ、コックピットの近くに野ざらしにして、置いておくものだ。 その程度の風雨、温度に耐えるようにできていなければならないものだ、、、とおもう。

ライフラフトで漂流し実際に救助された経験をもつスペイン人のレーサーは外洋に出る前に自分で一度ラフトを開き、詳細にチェックしていた。 ラフトをたたみ、小さくパックするのはメーカー指定の業者でなければできないとされている。 だが彼に言わせれば、誰にでもできる簡単な作業だし、自分の命を守る備品をメーカーになんか任せられるかということになる。

   2014-10-23

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2014年10月21日

ロングクルージングと水問題 その7

 非常持ち出し用具

セーリングやアンカーをしていて、朝デッキに出てみると、デッキやリグが朝露にびビッショリと濡れていることがある。 これは貴重な清水だ。 
砂漠など乾燥地帯でこんな大気中の水分、地面の水分を利用した水を得る方法がある。 地面に一メートル四方以上の穴を掘りそこに周囲を石ころなどで押さえたビニィールを緩く張り、中央に石などの重りを置く、小さなテントを逆さに張った型になる。地面の上、ビニィールの一番垂れ下がった下に空き缶やビンを置き、そのまま数時間、一昼夜放置しておくと、ビニィールに凝結した水滴が缶やビンに溜まる、、。
何度か、山や準砂漠地帯で試したところ、多い時には一昼夜で800ccから1000ccの水を採ることができた。 確かにこれは有効な方法だが、四六時中揺れ動いているヨットの上では無理かもしれない。 ヨットの後ろに繋いでいるゴムディンギィーには、朝、ビッシリ露結しているのだが。

長距離のクルージングをするとき、緊急持ち出し用の丈夫なビニィールや広口の水密プラスティックバケツのようなものに、食料、緊急避難信号フェレイアーなどと一緒にペットボトルで何リットルかの水も入れる。 20リットル位の大きなジェリーカンに清水を8分目まで入れ、海に投げたときに浮きやすくかつ目立つように、、と忠告している本もある。 緊急持ち出し用の袋と水の入ったジェリーカンをロープで結んでおくとよい、、などとかいてあったりする。 だか、ベタナギならまだしも、時化ているときに、ライフラフトを降ろすだけでもオオゴトなの、ロープでつないだジェリーカンと緊急避難持ち出しバッグ(バケツ)などどうやって持ち上げれば良いのだ。
私は25リットル位の容量の広口プラスティック製の水密樽に緊急避難用備品と水6リットルほどを詰め込み、コックピットに近いデッキにスタンションに縛っておいた。 プラスティックの樽はそれ用に作られた丈夫で水密性の高いモノのはずだった。(少なくとも宣伝文句では)
狭いデッキ上でこの樽は邪魔だった。 
一年ほど経てその樽をあけてみたところ、中は悲惨なことになっていた。 プラスティックの樽の中でも露結が酷く、サーヴァイバルの本はページがベットリくっ付いて読めたものではないし、一応マジックチャックのビニィールの袋に入れておいたカロリーメイトなどの非常食は何度も高熱で溶け、夜にはまた固まったのだろう、まるで原型をとどめていなのだ。 樽の内側は一面カビに覆われ、なにやらエーリアン風のキノコのようなものさえ生えているではないか。 釣り針、釣り糸だけは無事だったが。

緊急避難用の樽作戦が悲惨なことになったのは、私のズボラな性格のためで、樽の内側をアルコールなどの消毒液できれいに拭き、食料も始めからパッケージのしっかりしたモノをさらに気密せいの高い袋に入れておくべきだった。 サーバイバルの本なども同様、ビニィールやプラスティックが劣化することを考慮して、総てもっと丈夫なビニィールのバッグを2重にして、入れておくべきだった。 

  2014-10-21

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2014年10月19日

西地中海ヨット周航 2

 エスパルマドール

  esuparma.jpg

  エスパルマドールと呼ばれる島がある。よほど詳しい地図を見てもインク
の染みにしか見えず、多くはフォルメンテーラ島と地続きのように描いてあ
るが、エスパルマドールは深さ2メートル、幅50メートルばかりの水路で隔て
られた独立した島である。その名の由来ははっきりしない。ローマ時代に
はすでにエスパルマドールと呼ばれ、見張りの塔が建てられていた。島の
形が鎌に似ているところから、エスパルマドール、すなわち、干し草を刈る
大きな鎌と呼ばれたとか、パルメーラがなまったものだとか言われる。
確かに、この平らな島の中央に実にみごとなヤシの木がそびえているが、
2000年も前から生きながらえていたわけではあるまい。
 誰も居ない白い砂浜、あくまで澄んだ海の水、南洋の無人島にはロマン
をかきたてる何かがある。実際、この島の南西に口を開けた白い砂の湾を
目にするまでは、海がこれほど透明度を持ちうるものとは信じられなかった。
海底の砂模様が10メートル以上の水深を透して真近かに見え、群なす小魚
は空を飛ぷ。この湾の抄は簿桃色をしている希有のものだ。波打ち際にピ
ンクの帯がうねうね続く。薄桃色のビーチの秘密は貝による。波に砕かれ、
砂のように細かくなったピンク色の貝が、砂より軽いのであろうか、
白い砂浜を覆うように、柔らかいうねりを見せて縞模様を付ける。数年前、
プレイボーイ誌に、地中海で一番美しいビーチと紹介され、映画やグラビア
のロケに使われたが、未だに俗化をまぬがれている。島全体が一個人の所有
になるもので、ホテルやバーのたぐいはもちろん、渡し舟もなく、そこへ行く
にはヨットか漁舟をチャーターするしか方法がない。入江の入口の黒く長い
岩が防波堤の役割をなし、格好の投錨地となり、海図には古代からアンカー
のマークが付けられている。今も夏には豪華ヨットが錨を落す。
 この鎌の形をした背の低い島は、一番高いところで24メートルしかなく、長い
辺が2700メートル、短い辺で1000メートル、歩いて一周するのに手頃な大きさ
である。およそ6000年前までは、イヒサ、フォルメンテーラと地続きであったと
見られ、水位の変化により一個の島となった。その時代の唯一の住人は、
いかにも原始をしのばせる黒いとかげである。この最古の島のオーナーは
PODARUISPITYUSENSISといういかめしい学名を頂き、
怪しげな艶を放ち、岩穴に群棲する。島の南西端、ローマ塔の近くに行き、
パンやソーセージの切れ端を置くと、10センチ、15センチばかりの黒っぽい
とかげが岩をすべるようにしてやって来る。 島にはもうひとつの名物がある。
死海のように異常に塩分濃度の高い池である。私有地につき立入りを禁ず
の立て看板を無視して島の中央に入り込むと、サッカー・グランドほどの
真平らな盆地に出くわす。地位が海と同じか幾分低いのであろう、
この窪地に入った海水が強烈な太陽の熱で凝縮し、さらに低いプールに
溜まる。エスパルマドールの死海は、灰色の細かい粘土とまざりあって、
身体がプカブカと浮く灰色の泥風呂となる。泥風呂は保温がよく、
身休を浮かせながら本を読んだりすると身休の芯まで暖まる。リュウマチ
に効果があり、肌がきれいになるという。
ホテルの乱立するイピサ、フォルメンテーラの間にこんな島が存在する。

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  2014-10-19

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2014年10月18日

富裕層の責務・メガヨット

 富裕層の責務  

   azimut78neimar.jpg
  ネイマールが購入したAzimut78・7億円


 
 塩野七海さんは最初の西欧行が、ブランドのレポート記事を書くことで渡欧されたと読んだ記憶があります。確かにオシャレですね。また彼女がブランドものをバーゲンセールで買ってきて、ほくそえんでいると、メードさんからマダムはそんなことをするものではありませんとたしなめられます。
 ヤンキースの田中投手の関連報道で、奥さん連中が応援に球場に行く際にはジーパンにTシャツ姿では怒られるのだそうです。フアンの夢をこわすようなことをしてはいけない。里田まいさんもご注意ください。
 マイクロソフトのビル・ゲーツは最近の報道では会長を辞めるようです。彼のラフなスタイルは有名です。けれど1兆円余りの寄付をしています。
 欧米ではマリーナで短パンのラフなスタイルのおじさんやら老人がメガヨットのオーナーだったりします。日本ではこれ見よがしのマリンスタイルの大型ボートのオーナーが顕示して歩いていたりしますが、あちらでは見かけません。だんだん話がそれてきましたが、あちらのステータスのある人々にはヨット・ボートの所有は当たり前です。
 日本に成金文化はあっても、富裕層にはそれなりの生活をしなければならないのが西欧の文化・責務です。
 日本の富裕層もベンツやロールスロイスはもちろんですが、メガヨットを購入してあちらのセレブと艇のことやクルーズのことを話題にできないようでは、人文的な教養のない人だと思われ自分のビジネスも発展させられません。実際あちらのメガヨットのオーナーでも専属クルーを10何人も雇入ますが、年にほんの少ししか利用しない現実もあります。
 最後にだから小生が艇もメンテもお世話しますと言ってしまうと、これまでの書いたことを台無しにしますね。この責務のないお気楽な老生でした。

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   2014-10-18



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2014年10月17日

西地中海ヨット周航 1

   
 西地中海孤島めぐり 1   

  
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  PING906 52fステイールケッチ オランダ船籍

 シリーズ 11回          
地中海のマジョルカ島に置いていた愛艇ヨットのPING906による、共同
オーナーで現在はパートナーである佐野が書いた周航記です。早いもので
あれから26−7年経ちます。
 ユーロにスペインが加入したので、大分と変わったと思いますが日本
人にとっては地中海の孤島は珍しいと思い掲載いたしました。そのころは
小生が船乗りで本船勤務中で乗っていないクルーズもあります。            

地中海孤島めぐり 1-11  佐野記述 OCSニュースに掲載


 シイウダテラの港祭りに出くわした。漁船,通船等に地元のヨットクラブ
のヨットが加わり、汽笛、爆竹を鳴らし、狭い港内を回るだけのものだが、
船をもやってから飲めや歌えのフィエスタが始る。


   menorca.jpg



1. メノルカ島の旅 

 今シーズンはなんとしても時間が足りなかった。二か月の予定だったの
が、ヨットのは陸上げ、船底の塗変えだけでたっぷり二週間とられ、どうに
か準備が整った時には余すところ一か月と幾日という状態だった。一体多
くのヨット乗りたちは楽天家であり、夢想家である。ヨットという日常性、
必要性ゼロの大人のおもちゃを買うために長年働き、いったん手に入れる
と、めっぽうかかる維持費を念出するために今まで以上に働かなければな
らす、従ってヨットに乗る時間はより少くなる。それでも来シーズンはどこ
そこへ行こう、未知の楽園へ行こうと夢見るり ヨットハーバーにこれ見よ
がしに並んでいる豪華ヨットの大半は年間二週間はどしか利用されていな
いと言ってよい。

 マジョルカ、メノルカを8の字に回る計画を立てたが、意外な「楽園」を
メノルカに見出すことになった。昨年イタリアヘの行き帰りにマオンやメノ
ルカ最東端の島・アイレ島の灯台にお世話になったが、上陸はしなかった。
マジヨルカの東北・フレウ岬から直線で20マイルでメノルカの南西端・ダル
トウチの灯台に着く、港から港へでも28マイルと、しごく容易なコースである。
この、晴れた日なら対岸がくっきりと見てとれる距離の航海が、過去最悪
のものとなったのだ。マジョルカを出た時点で気圧1015ミリバール、西の風
が心地よく吹いていたのが、メノルカに近付くにつれて風が南西に変り、
次第に腰のある烈風に増長し出した。メノルカの灯台と並ぶころには、
立派なシケの様相を呈して来た。水路誌にも、シィウダデラの入口は見極
めにくいと書かれているが、カギの字型に深くくびれたその奥に港の玄関
口があり、折しも夕暮れ時で視界が悪いという条件が重なった。大きなうね
りが断崖(だんがい)にぷち当り、白く泡立ち、風が波頭を吹きちぎり、湾の
人口は柑梢 (るつぼ) と呼ぶにふさわしい状態だった。
 ヨットで本当に危険なのは、大洋の真中で会うシケではなく、陸近くの場合
である。90パーセント以上の事故は海岸線で起きている。右岸にサン・ニコ
ラスの塔が形をなして来たと見ると、その下に100人ほどが、我々の苦闘の
様を観覧しているではないか。夕陽と荘大に砕ける披はドラマだが、そこへ
風と波に翻弄(ほんろう) されている小舟がさらに興を添えたということだろ
うか。急な角度をもった波に船体が持ち上げられると舵(かじ)もプロペラも空
中に出てしまい、操船が難しくなる。波の方は、紛れ込んで来たちっぼけな人
造物の意向にはお構いなく、ポイッと所構わず放り出す。次の波が襲って来る
以前に船を立て直そうとあがく。そんな光景を幾度となく繰り返す。80メートル
しかない湾口にさしかかると、ギヤラリーもゾロゾロ対岸ぶちを付き従う。ヨッ
トが岩にぷち当って沈むことを期待した面々は失望しただろうが、うねりの入
って来ない湾中央の岸壁に肪(もや)いをとった時、ギヤラリーの何人かが手
を惜してくれたことだ。

  こうしてシィウダダラにメノルカの第一歩を踏んた。シィウダデラは細島い
湾の奥に位置する古い街だ。カルタゴの時代に造られたとする説が有力だが、
シャンマとかイアンノマと呼ばれ、最西端の町を意味したという。港街といって
も幅の狭い所で50メートル、広い所で100メートル、奥行きが1100メートルの、
一部に護岸工事を施しただけのものだ。水深も4メートルと浅く、大型船の入港
は出来ない。それだけに良く伸びた入江は美しい。南岸にヨットがぎっしり
並び、すぐその場がレストラン、カフェレリアのテラスになっている。色鮮や
かなパラソルや陽よけのテントがヨットと一体となり、いつか昔映画で見た
南仏の光景を作り出している。城壁と旧市街がのしかかるように迫る。
絵になる箱庭のような港だ。しかしシィウダデラは危ない港として知られ
ている。突然水位が大幅に変化するのだ。潮汐(ちょうせき) 差のほとん
どない地中海で急激に2メートルも海面が下り、そこに迫る船に大きなダメ
ージを与える。予想が全く立たず、原因も、海中にある流れと地形的なも
のではないかと言われているがはっきりしない。

 シィウダデラの近郊には小さな入江が実に多い。サンタンデリア、ブランカ、
デゴジャドール、ブラネス、ブルー、フォルカノトといずれも透明な海水をた
たえ、俗化をのがれている湾がある。メノルカが、コスタブラバ、コスタデル
ソルや他のバレアレス諸島のように爆発的なまでのバカンスブームに見舞
われなかったのは、メノルキー(メノルカ人) の性格と決断によるものと思わ
れる。 チーズ、大理石、花崗岩(かこうがん)、レサークラフト等、観光に
頼らなくとも糧があるからだとも言われが、イビサ、マンョルカのように食物
の生量において絶対的な豊かさはない。メノルカは他の島々同様食の乏し
い鳥だったようだ。フロリダへの植民が1767年にすでに始っている。その後
南米、キューバだりではなく、アルジェリアやフランスへも移民団が送られる。
とりわけアルゼンチンのコルドバへの移住が多い。こうした集団での移民は
市民戦争後も続けられたが、少いとはいえ観光客が訪れるようになって初め
て打ち切られた。
 島の人口の統計が明確になるのは1713年、第1次イギリス支配の時だが、
それ以前、13世紀に、ラモン・モンタネールが島をアラビア人から奪い返した
際には4万人のムーア人が住んでいたとある。この数字はあまりにも誇張され
たものであろうり それから300年経た1573年でさえ752軒の家しかなく1588
年でも1195家族が居住していたにすぎない。
多く見積っても一万人ほどだろうとと思われる。第一次イギリス統治の際、
ヘンリー・ニイールなる政務官が詳細な人口調査を行うが、その後1950年
までの200年間に倍に増えているだけである。そこに、島自休が食べさせて
いける口の数が決っていたと見るのが自然ではなかろうか。 長期にわたる
イギリスとフランスの支配、それに続くマジョルカから送られて来る私腹を肥
やすだけの為政者の群が、メノルカ人をすっかり排他的にしたとしても当然で
あろう。我々にとっては幸いなことに、メノルカは昔そのままの姿を見せ、
遺跡を自然と時の流れの中に置くことになったのだ。

      2014-10-17

 弊社のHP    http://hayame2.sakura.ne.jp/

                                                
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2014年10月15日

カリブ海ヨット周航

 貿易風の吹く島から

 君よ知るや南の島

 大西洋を渡る──地中海で数年クルーズした者にとっては当然とでもいうべき目標となる。地中海の、まるでバカンスの延長のようなセーリングに慣れてしまった自分とは対象的に、ときおりスペインのマリーナで出会う「カリブ帰り」たちは、本物の潮の香りを漂わせているように思えたものだった。 長いクルーズに出るときに一番苦心するのは、陸の上のシガラミを断ち切ることである。これさえいったんふっ切ってしまえば、あとは簡単だ。洋上を前進するしかないのだから。

私にとってのシガラミとは、かなり気に入っていたイビサ島での生活であり、大きく海側に開いたテラスを持つアパートであり、島の友人たちであり、それに本とレコードであった。当時、半年働くだけで残りの半年をセーリングすることが許される仕事を持ってはいたのだが、大洋を渡って向こう側で島巡りをするとなると、どうにも6カ月で足りるものではない。時間に追いまくられながらヨットで動くことほど愚かなことはない。そこで、地上のシガラミをスパッと切って…とはできずに、まるでキレの悪いナイフで押し切りするように、散々迷い悩んだ末に身の周りの物を友人宅に預け、いつの日かイビサ島に戻ってくる日の備えまで考えたりしながら、極めて思い切りの悪い状態で100パーセントの時間をセーリングにつぎ込むヨットライフに飛び込むことになった。結局それからイビサに戻ることはなく、10余年をカリブで過ごすことになったのだった。いま思えば、あのときの一大決心の重要な部分を占めていたのは「ケチの根性」であったような気がする。平たく言えば「どうせ生まれてきたのにやりたいことをやらずに老い朽ち果 てるのは損だ。体が動くうちにやりたことをやらなきゃ損だ」という、妙な人生損得理論が作用していたように思う。結婚して2年目の37歳の夏のことだった。

長い航海をするにあたって、海のベテランたちが膨大な量のアドバイスを書き残しているので、まずそれらを読破して、かれらの忠告に素直に従うのが最良の策と考えた。エンジンのスペアパーツにはじまり、緊急避難用の耐水広口ジェリーカンには釣り針、カンパン、薬、カロリーメイト、クラッカー、コンパス、ナイフ、水5リットル、反射鏡、発煙筒などなどを詰め込む。いざというときには、それらが即座に取り出せるようにコクピット近くに縛り付ける、などなど。しかし、先達の貴重な忠告どおりに準備などできるわけがないことを悟るまでにはそんなに時間はかからなかった。トテモじゃないが、何から何まで積み込むわけにはいかないのだ。エンジンのパーツを探しにでかけたときには、メカニックが言ったものである。「オイオイ、修理屋でも開く気か」

金にもスペースにも、ましてや積める重さにも絶対的な限度があるのだ。教科書どおりに備品やスペア、食料、医療品を積み込んだ日には、普通のヨットならば沈没することまちがいなしだった。安全を守るための備品の重さのせいで逆にヨットが危険な状態にさえなりかねなくて、ここでもまた切り捨て作業に迫られることになった。こんな風にして喫水線が20センチばかり余分に沈んだヨットで、不安と期待の入り混じった、奇妙な興奮に気を高ぶらせながら、一路カリブ目指してカナリー諸島のラスパルマスを離れたのである。よく晴れた冬の夕暮れどきのことだった。

我がヨット、アトランティスは1974年に建造された老朽船で、2本マストを持つ39フィートのケッチである。ヨット乗りは、とかく自分のヨットに対する思い入れが激しくて、自分の船が最高だと信じている。自分の船のことを説明するときに「決して速くはないが乗り心地が良い」とか「居住性が良い」というとき、それはセーリング性能が悪いということを意味している。「保針性がよい」は、舵の効きが悪くて狭い港内で苦労しているという意味だ。「波を叩かずに切るように走る」というのは、デッキが常に海水で洗われていて、いつでも水浸しになっているという意味である。とにかく誰もが自分のヨットが一番なのだ。「他人の女房の悪口は言っても、ヨットの悪口は言うな」という格言さえある。

そして我がヨット「アトランティス」のことである。少々コジツケがましいが、ヨットはライフスタイルであると言うのが私の持論である。私事として言えば、操船やメンテナンスでいったいどれだけ間違いを犯してきたことか。私のヨットはそうした私の数限りない、ときには大きなミステイクまで受け入れくれる船でなければならない。これまで何度「オット!」もしくは「アリャ!」を繰り返したことか。それでもどうにか目指す場所にたどり着いて人一倍セーリングを楽しめたのは、愛艇アトランティスが神経質なヨットではなく、下手な乗り手に寛容であったからだと思っている。性格的にアトランティスと私はウマが合ったのだろう。西部劇で馬の方が道を良く知っていて、持ち主のガンマンは馬の背で居眠りしているという図に似ていなくもない。

航海の途中、いったん貿易風のなかに入りそれなりにセールをセットしたあとは舵に全く触る必要もなく、私たちはアトランティスにただ運ばれている感じだった。こんな航海を20日間続けたあと、私たちは仏領マルチニク島に着いた。島を見逃してしまって半日ばかりの距離を通 り過ぎてから引き返すというアクシデントはあったけれども、これはアトランティスの罪ではない。


   top_caribbean_sea_map.jpg

  のらりのウエブマガジンに掲載されたカリブ海クルーズです。パートナーでもある佐野の39fのケッチ・アトランテイス号で大西洋を一緒に横断して、その後、夫妻によるカリブ海周航記です。全157回の初回をアップしました。リンクしましたのでご覧ください。

 http://www.norari.net/carib/carib.php
  1-101回まで http://norari.net/carib/back_carib.php
  102回から157回まで  http://norari.net/carib/back_carib02.php
 

   2014-10-15
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2014年10月13日

温泉・お風呂屋事情

 いい湯だな!

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  紀伊勝浦 中の島温泉

 ヨットの本場である地中海のマリーナでも、秋・冬になると、お湯のでるシャワーには感激します。貧しい故かお湯がふんだんに使えるヨットには乗ったことがありません。

 日本では温泉がある港に入港すると、それ行けということになりますね。最近の廻航やら古い日本巡航も含めてになりますが、ヨットで行った温泉は下記のようになります。

 温泉のある港
 温泉津  島根県  一押し機会があったらオススメです。港もひなびてよし。
 登別  北海道  港でじゃけんにされ悪い思い出が、でも他の人が温泉に連れて行ってくれました。
 下田  静岡県  銭湯の温泉があります。
 紀伊勝浦 和歌山県 対岸の島に温泉ホテルあり、通船で行きます。 
 日和佐町  徳島県 港よし、温泉ホテルで日帰り入浴

 お風呂屋は漁港のにぎやかなところにはあります。他県の漁船が入る港ではそれがある可能性大。漁師さんが高齢化で先細りなので、小さい漁港では期待できません。でもそういうところには親切な地元の人が、内風呂に誘ってくれて風呂上がりのビールまでサービスされ大感激です。 大きな都会ではサウナやスーパ−銭湯があります。入港して最初に聞く質問はお風呂屋さんありますか?ということになります。

  2014-10-13

 
  追記

 瀬戸内の温泉

 愛媛 弓削海の駅  徒歩10分位の山の上に温泉あり。人数が多ければ迎いのバスあり
 愛媛 ゆたか海の駅 フェリ−で大崎上島320円、バス100円で温泉あり
 愛媛 今治  徒歩10分 お城近くにお風呂屋さんあり
 広島 呉 やすうら  廃止した海の駅 ポンツ−ンより 徒歩10分 山の上
 広島 竹原 市内のホテル 大浴場 夕方より
 広島 尾道  レトロな昭和30年代そのままのお風呂屋さんあり
 広島 五日市海の駅 徒歩10分 ほの湯
広島 くらはし海の駅 徒歩1分 温泉
 岡山 たまの  徒歩2分 温泉あり 料金高い
 香川 仁尾  徒歩10分 お風呂屋あり
 
   2017-12-22





 
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2014年10月11日

ロングクルージングと水問題 その6

 1日の水消費

今、現代のヨット乗り、長期のクルージングに出かける人で、始めからアラン・ボンバール的な漂流、節水を計算をしている人は少ないだろうけど、35−40フィートクラスのセールボートだと、400−600リットル程度の清水タンクがある。 もちろん沿岸用の軽い船はタンクの容量がグンと小さくなるし、フルキール、デープV型の船は船型を利用しそこに清水を貯めることができる。

私たちが39フィートのケッチで大西洋を渡ったとき、バウのロッカーの下にまだV字のスペースがあったので、そこも清水タンクにコンバートした。 我ながら良いアイデアだと思ったのだが、いざヨットを走らせたところ、常時バウ沈状態になり、繊細なレーサーでない、どちらかといえば鈍重なロング向きの船なのにバランスが著しく崩れ往生した。 結局そのバウの清水タンクを作るのに大枚かけたにもかかわらず2度と使わなかった。

料理にどのくらい清水を使うかによって一人頭の清水使用量は大幅に異なるが、無理なく、飲み食いしながら使う清水は、飲料と料理で(シャワーや洗顔は除外する)およそ2リットルくらいだと、ものの本に書いてあるし、私たちの経験でもその位が妥当だとおもう。 これは台所の流しに海水の蛇口があり、皿洗いなど、清水を必要としない水作業?を総て海水で賄った場合である。 また電動ポンプを使うと、手動、足動ポンプに比べ信じられない位水を使う、タンクが速やかに空になる。

アメリカ人男性とアーストラリアの女性のカップル、デイヴィッドとミシェルが世界一周しているのに出会った。 船は32−3フィートの小型と呼んで良いサイズだが、ロングキースの見るからに外洋長期クルーズ向きのカッターだった。 清水タンクはせいぜい2−300リットル位しかないだろう。 彼らはオーストラリアで出会い、恋に陥り、そこから一緒に残りの世界半周に漕ぎ出したのだが、新婚のミシェルが一番先に学ばなければならなかったのは、コップ一杯の水でいかに、歯を磨き、顔を洗い、足の毛を剃るか(西欧の女性はたしなみとして、足の毛を剃る)だったと苦笑していた。 ミシェルはイタリア系のスコブル付きの美形だが、髪の量が多く、眉もくっきりと太く、したがって体毛も原始人並みだったと??想像される。 コップ一杯の水でその3ッつの作業を、、やろうと思えばできるもんだ、、、どのようにやっていたのか訊き忘れたが、、。

   2014-10-11

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2014年10月08日

ロングクルージングと水問題 その5

水は問題だ 

ゴムボートで大西洋を実験的に漂流し無事に横断しきったアラン・ボンバールの手記はヨットの乗りの間で一時期、聖典とさえ呼ばれる必読書だったことがある。
彼は一日800ccから900cc程度の海水を飲むことで脱水症状から逃れることができる、、、と書いていおり、それを実証したのだ。 
どんなことがあっても海水は飲むなという不文律があった。 海水を飲むと余計喉が渇き収集がつかなくなるといわれていたのに敢て挑戦したのだ。 彼は地中海を離れたとき、万が一のため清水も食料もゴムボート(実際にゴム製ではないのだが、インフレータブル、すなわち空気を入れて膨らませるタイプの筏、ボートの総称にっている)に積み込んでいたが、完全に封印し釣道具、プランクトンネット、ナイフなどのだけで、総ての食糧と水分を海から得よう大西洋に乗り出した。 1952年の5月のことだ。 65日後、大西洋を横断し、カリブのバルバドス島に漂着した。

彼の海水摂取法はチビチビと何回にも分けて飲む。 また魚の肉を絞りそこから得られた魚肉ジュースを清水代わりに飲んでいる。 魚肉ジュース、雨水、手製の蒸留装置から得たマアマア真水と海水を混ぜたカクテルが飲みやすい???と言っている。 それにしてもほぼ1リットルの海水は相当な量だ。 彼は平均すると一日3キロほどの魚を釣り上げているから、直接食べて余った分を魚肉ジュース製造?に回したのだろう。 
彼も当然雨水を採取したと想像されるが、全航程で何リットルの雨水を採集でき、どのように保存し、毎日何cc飲んだかという、、具体的な雨水の記録がないのが残念だ。 アラン・ボンバールは最長で21日間、雨水を採取できなかったから、雨水に最初から頼るのはできない相談だと言い切って良いのかもしれない。 それより、周りに無尽蔵にある海水を有効に使うというのが、彼の発想だった。

漂流の最初の三日間で90パーセントが命を落とすという。 生物学的には人間は水なしでも一週間は生きられるし、少量の水を摂れば二〇日は生きていれるという。 アラン・ボンバールは「人は孤独と絶望から自らの死を早めている」と結論づけている。 海に立ち向かい、海を利用し、海と戦わなければならないと言うのだ。

これぞ、言うは易し、、、で彼のように始めからそのつもりで漂流実験に乗り出した者と突然遭難した者では、スタートが違いすぎると思う。

  2014-10-8

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2014年10月07日

錨泊・アンカリング その2

 緊急錨泊縮帆法

 37年前の古い話ですが、まだ手持ちのヨットにはファーリングジブ、オートパイロット、デプスサンダーなど出初めの時で、とても高価で持てませんでした。おまけにシングルハンドの日本周航です。
 時化て避難をするときは、向かい風が強い場合が多く、つまりは追い手のランニングで逃げることになります。その時には舵から手が離せないので縮帆が難しい。22fの小型艇でしたので錨は後ろの艫・スターンデッキ上に縛りつけていました。そこでそれを使って追い手で入港するや後ろからアンカーを投げてロープの端を船首のビットに縛り付けておきます。30-40mアンカーロープを繰りだすと錨が効いて追い手から船首がターンして向かい風になりセールがバタバタして帆を引き下ろしてたためることになりホット一安心です。ポイントは繰り出すロープが途中で引っかからないことやジャイブすることになりますのでブームに頭などぶつけないことです。エンジンも始動して置いて、もし錨が効かなくて走錨するときに備えることも大事です。この時は成功しましたが大型艇では難しいかもしれません。大型艇では必要な装備・計器がそろっているのでやったことはありません。アンカーを使った縮帆法でした。
 ロングクルージングの錨泊で役にたつのは、陸上からも予備のもやいロープを併用することです。それにはデインギーが必要ですが、安全のためにはその方法も重要です。ロープは長めのものを数本用意しておく必要があります。アンカーが効かないで走錨して乗揚げ事故はクルージングでは多いです。通常のマリーナライフでは経験しませんので、練習しておくことですね。

  2014-10-7

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2014年10月05日

国籍証書

 ロングクルージングと国籍証書

 30年ほど前になりますが、家族で乗っていたオランダ船籍の52fのケッチをスペインのマジョルカ島にて購入しました。そこで問題になったのは日本船籍の取得です。海運六法の分厚い本を調べて運輸省の本省を訪ねて聞いてきました。そのころでも船検の制度がもう始まっていて、まず海外でそれを受けることがプジャーボートでは想定されていません。 極めて少数のマグロ漁船の寄港しているラスパルマス・カナリー諸島には検査員がいるとのことでした。今はもう遠洋マグロ船はいなくなったので無理でしよう。 本証書が無理なようなので仮船舶国籍証書を母港になる所轄の海運局に申請してみるという段取りにまで進みました。結局には免許の問題もあり、当時は1級で乗るには無理か限界があるヨットのサイズでした。それで日本船籍はあきらめて元オーナーの兄の所有でオランダセーリング協会に登録する便法で売却するまで所有しました。もちろんこちらへの全面的な所有権移転の証書を持参してのことですが。このオランダ登録は極めて安く容易な方法でした。日本も国民の財産の保証のことですので容易な方法があってもよかったと思います。
 後で判明しましたが、ヨットに関しては日本セーリング協会・旧外洋帆船協会で英文の登録証を発行してそれが役にたちます。問題は1か月近くも発行までかかるので、購入してすぐの船積港までの廻航には間に合わないことです。
 仮船舶証書の発行も現地で船名部分の写真を提示すると発行してくれるようですが、まだ実際にやったことはありません。最寄りの海運局に聞いてください。日本からの出発のときには時間的余裕があるので、英文の国籍証書を発行してもらえばいいでしょう。現在問題としてあるのはボートです。これはセーリング協会の発行は無理ですので、何かモーターボート協会で英文の証書が発行できればいいのですが、モーターボ−トで海外でクルージングに使うかたはヨットよりも極めて少ないケースですので期待できません。国民の財産を守る意味ではなくてはならないものですけれども。保険の加入でも要求される場合もあり必要がないわけではありません。
 大型艇の場合は海外船籍の所有については、ここの8月26日ブログをお読みください。

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  2014-10-5


  
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2014年10月04日

ロングクルージングと水問題   その4

 スコール

初めてカリブ海に行ったとき、スコールがくるとアンカーしている船のデッキが騒然してくるのに見とれたものだ。
まず、マストやブームの下、雨水で女性軍が素っ裸で髪を洗い、シャワーを浴びる、裸の男女がデッキブラッシを持ち出し、一斉にデッキを洗い、総てから塩抜きをはじめるのだ。

じきに、僕たちも東から近づいてくる、スコールの真っ黒い雲を見て、今度のヤツは激しそうだから、シャワー、洗濯をしようとか、そうでもないから、デッキを洗うだけにしようとか、当たり外れはあるけど、判断するようになってきた。

女性の場合、洗髪はとても重要な問題のようで、ましてや蒸し暑いトロピカルでは最低3日に一度は髪を洗いたい、、、ようだ。
節水洗髪、シャワーの極秘ワザを紹介すると、まず海に飛び込み頭からつま先まで海水でぬらす。セーリング中ならバケツで汲み上げた海水を頭からかぶる。 それから、一番安い、中性洗剤のようなシャンプーで泡を立てながら、洗髪し、残りの泡で全身を洗う。 そしておいて、もう一度海に飛び込むかバケツで汲んだ海水で良く泡を落とす。 それから乾いたタオルで頭髪、全身をよく拭く。 そして最後にコップ一杯ほどの水を髪にかけ、さっと流し、またタオルで拭く、、、と驚くほどすっきりした気分になり、清潔になることを保障しますよ。
塩水で洗うとベトつくというのは迷信で、シャンプーした後タオルでササッと拭くだけで十分ですよ。 海水用の石鹸、シャンプーが出回っているけど、普通の石鹸、シャンプーで充分まにあいます。

後は、スコールのときに本格的にして豪華な全、清水のシャワー、シャンプーをすればいっそう爽快になります。

そんな荒っぽいことをして、頭髪を虐待していたから今、ハゲになったと言えなくもないけど、これはハゲたという結果だけが残り、数ある原因の方は解明しようがないのだから、海水シャワーに対して非難する筋合いのものではない、、、と思う。

                  2014-10-4

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2014年10月02日

ロングクルージングと水問題  その3

 雨水の採集と清水タンクの殺菌

 一番簡単かつ安上がりなのは、雨水を集めることだ。 天然の蒸留水が降ってくるのだから、それを使わない法はない。 
定期的にスコールが通り過ぎてくれるカリブ海では非常に有効なやり方だった。 雨水だけで、タンクはいつも満タン、洗濯もシャワーも豪華に使い放題使っても余るほど雨水貯めることができた。 
日除けのためのオーニングに穴をあけ、そこに雨水を流し落とすフィッテイングとホースを付けて出来上がりという、まことに安上がりなシステムで、ホースはそのまま清水タンクの吸水口に入れておくだけで、結構な水が採取できる。 

少し欲張って、デッキに降った雨水を集めたこともある。通常デッキはバウが高く、スターンが低く、したがってデッキに降った雨は後ろに流れる。 丈夫なビニールの細長い袋を作り、砂を入れ、蛇状のものを何個か作る。 デッキの清水注入口にその蛇でダムを造り、デッキを流れてきた雨水がそこに入るように調整して出来上がりという、まことに原始的なシロモノだが、雨水採集量は格段に良くなる。

だが、ある程度、デッキを清潔に保っていないと、怪しげな微粒子が雨水とともにゴマンとタンクに入り込むことになる。 
しかも、この方法は地中海のように夏、全く雨の降らない海域では使えない欠点がある。

 清水タンクの殺菌について

 清水タンクの水は、船が良く揺れているところでは腐らず、殺菌剤などは必要ないでしょう。 清水殺菌剤はヨードチンキのような色つき塩素系のものがほとんどだが、香りや、他の薬品が入っていないブリーチ、漂白剤でも代用できる。

塩素の臭いは時間とともに消える、、とはいうもののやはり残る。 消毒臭いのは敵わんと、殺菌剤を使わずに、雨水を10数年飲み、それで料理したが、水のせいでお腹を壊したことはない。 これはただ、小生の胃腸がまったくもって繊細でないことによるだけかもしれいが。
清水タンクは年に2度ほど、水を抜き清掃してはいたが。

  2014-10-2

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2014年09月30日

ロングクルージングと水問題 その2

 造水機 その2

今、出回っている造水機(Water maker)はリバースオスモシスと言って浸透圧を利用したものだ。 造水機は船底に出来るような水疱瘡を人工的に効率よく作り出す装置といえばあたっているだろうか。 ボート・ヨットが外海に出ている時は、当たり前のことだが、周りは水ダラケ、ショッパイ海水に囲まれている。 清水を作る元になる海水だけはたくさんあり、不自由しない。 造水機で清水を作るためにボート・ヨットに取り入れる海水の90パーセント内外はまた海に返すので、100リットルの海水から10リットル以下の清水を得るという、資源利用としてはまこに無駄というか、贅沢な抽出方法ではある。 海の水は無限にあるからそれで良いのだが。
 
リバースオスモシスのフィルター(ファイバーもしくはセラミックの)を通すのに、かなりの水圧をかけるので、そのためのポンプが電気食い虫になってしまうのだ。 通常海水を取り入れるところに、大きなゴミをとるストレイナーがあり、それからポンプで水圧を掛けてエリメントを通過させる。 凡そどこのメーカーも同じようなシステムだ。

一度だけだが、エリメントを通過しした後、もう一度海に返す塩水のほうにも小さな排水ポンプを設置している船を扱ったことがある。 そのようなポンプを取り付けた技師によれば、エリメントの目詰まりが減り、造られる清水の量も増える、、と言っていたが、短期間のテストなので、確信をもってこれはいいアイデアだ!と言い切れない。
造水機に比べ、排水用のポンプは安いので、しかも簡単に設置できるので、試してみてはどうだろうか、そして、ご意見をお聞かせください。

 2014-10-1

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2014年09月29日

国旗とクルージング

 国旗掲揚とクルージング

 船舶の国旗はその国籍を示します。 船舶の国籍はその国民か企業にしか与えられません。船尾に挙げられなければならない国旗はその船舶の国籍を表します。乗組員がその国籍であるとは限りません。オーナーはそうですが、従い乗組員の国籍は必要ならマストの左舷側に掲揚いたします。右舷側に掲揚するのは、その入港した国に敬意を表して入港国の国旗を揚げることになります。他に検疫を要求するQ旗や船舶信号旗を揚げることになります。日本の海上交通法や港則法で要求される旗も同様です。
 VHFや携帯電話が発達した現代ではアマチュアでは国際信号旗の意味あいは薄れています。その意味を示す国際信号書をもっているヨットはまれになったでしょう。
 ロングクルージングで船尾に大きな国旗を揚げる意味合いはそういうものではありません・笑い。海外に在留している日本人の方々に、日本からはるばる来たヨットここにありと表現して、いろいろ教えをこうたり、多いにあることですが歓迎を受けたりするのに便利なものと化しています。おすすめいたします。
 9月11日のこのブログに、ヨット日本周航で述べましたが船尾に揚げていた国旗を官憲・現地警察から降ろすように言われた不思議な経験をしたこともあります。

    images.jpg 

 外国も含めて艦船に挨拶をするときには艦船とすれ違う際に、挙げていた国旗を半ば下げて再びお辞儀のように揚げることをします。答礼として艦船は同様のことをいたします。かって内航船に乗っていた時に当時の悪い先輩は自衛艦の潜水艦とすれちがう際に、滑り落ちそうになって滑稽に走って艦尾にいく潜水艦乗組員を面白がって見たいがためにやった船員がおりました。イケマセン。同様に挨拶として国際信号旗UW旗を揚げて、答礼にUW1旗・貴船のご安航をお祈りいたします・とマストに掲揚する方法もあります。ジプリアニメのコクリコ坂にも表現されています。

   2014-9-29

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2014年09月27日

ロングクルージングの水問題 

 造水機その1

一昔前のヨット乗りたちは清水で大いに悩んだ。 ほとんど聖水、制水とよんでも良いほどの大問題だった。 採取したパンの苗木にやる水を確保するために、乗組員の飲料水を制限し、反乱が起きたバウンティー号、、とまではいかなくても、ヨットで清水は砂漠の水ほど貴重なものだ、、、というのは過去の話になりつつある。
革命を起こしたのは造水機だ。 今では3−4日の沿岸セーリングしかしない船でも造水機を積んでいる。
造水機の問題は、値段が高く、エレメント、フィルターなど交換部品も高く、盛大に電気を食い、しかもよく壊れることだろう。 これだけ欠点だらけの商品なのにこぞって買い、造水機のために発電装置を、これまた天文学的な工事費をかけて設置するだけの価値が造水機にはあるのだろうか。 造水機にかけるお金で高級なミネラルウオーター“エヴィアン”数千リットル買うことができるのではないか。
 
ジェネレイターを積んでいない船ばかり乗っていたので、電気を食いすぎる造水機をつけることは鼻から問題外だった。 そこで試に人力、手動のポンプ式の小さな造水機を使ってみたことがある。 その時、亜熱帯、熱帯をセーリングしていたので、汗だくになり、コップ一杯の清水を得るのに、それ以上の汗をかいたことだ。 作った水は喉が渇いている時ならゴクゴク飲める程度にはなっている。 だが、その一回だけ使い、後は“緊急持ち出し用の広口ジェリー缶”入れたままになってしまった。 これも、長距離のクルージングで運動不足を解消するためなら、多少は腕と胸、握力を鍛えるのに役立つかもしれないが。

ショーバイがら多くのボート、ヨットを試乗し、回航し、積んである造水機を試したが。全般的に容量の大きいものほど故障しない傾向はある。 小型でしかも造水能力が非常に高いことを宣伝しているメーカーのものは、故障し易い。 とはいっても程度の問題で、造水機は船に積んでいる機械類、道具、計器のなかで一番メインテナンスが必要とされるショロモノだ。 メーカーはいつも施工が悪い、指示通り設置していないと逃げる。

 清水タンクの問題
お世話したヨット・ボートの清水タンクと造水機の接続ですが、造水機用の専用タンクを持っているものはありませんでした。ロングクルージング中でも飲み水はミネラルウオーターを大量に買い、生活水はマリーナの給水と造水機に分けたいところです。欧州では水道水が飲めるところは少なく、日本でもミネラルウオーターを飲むようになりましたが、水の管理は大事です。

  2014-9-27

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2014年09月26日

ロングクルージングと武道

 武道は身を助ける

 ロングクルージングをしていて、自分の文化圏のコミュニテイがあったり海外県があれば、そこでいったん休んで生活の糧を得ることができます。その意味でフランスはうらやましい限りで、世界各地にカリブでも太平洋にも拠点があります。英国もそうかもしれません。英語使いは会話の教師になれます。
 日本は近隣にしか植民地をもっていなかったのと、おまけに仲の悪い国もあったりで、その利便性に欠けます。待てよと。日本には武道があります。柔道・空手・合気道・(忍術)など世界で人気が高くその道場が各地にあります。幸いにもその修練を積んでいれば、仲間と交流もでき楽しいものとなるでしょう。最近ではコスプレやアニメ・マンガもその可能性大ですね。老生には無理で目にしたことはありませんが。インターネットの普及した今ではIT技術も使えるかも?
 クルージング中にも生活のことが気になって当たり前ですが、結局は堪能しないで速めに切り上げるハメになるかもしれません。日本人は心配性ですし、クルーズを終えてからの社会復帰も気になることがありますね。でも機会があればクルーズをお楽しみクダサイ。  ボンボヤージ!

     2014-9-26

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2014年09月25日

錨泊・アンカリング

 錨は大事さあ


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 お客様のなかでヨットにアンカー・錨を積んでいない方がおられまして驚きました。マリーナ中心のヨットマンでウイークデーにしか乗ることのない人には必要ないのかもしれません。土曜日に静かな人気のない入り江にアンカーして泊まり、満天のきれいな星を眺めていっぱいやるようなロケーションにも恵まれていない都会派ヨットマンなんでしょうね。
 クルージングをしている方なら錨泊がいかに大切なものかを身をもって教えられるはずです。錨は消耗品だと知ります。欧米の文明国なら日本の漁港なみにマリーナがあります。従いその位置の情報が大事になりますが、いったんそこを離れるとほとんど錨泊になります。経費節約のために錨泊することもあるかもしれません。 自艇にふさわしいアンカーの重さを知ること、アンカーの種類を知ることは大事です。錨泊法の練習もかかせません。アンカーを打ったらデインギーで水底を見ての錨の状態を確認にいったり、シュノーケリングで見たりすることも必要になります。双錨泊するケースも多くなります。その練習も大事です。日頃から慣れておきましょう。

    2014-9-25

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2014年09月23日

ヨットの耐航性

 ヨット・モノハルの耐航性  Seaworthiness

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ヨットの実際の海域で主に荒天での性能を耐航性・Seaworthinessといいます。 本船ではカリフォルニア丸、ボリビア丸、尾道丸、ダーヒシャー号など日本近海で折損事故が起きていますが、それは専門の研究者におまかせいたします。
 ヨットでクルージング中に地元の天候のことを漁師さんにたずねることは大事なことです。でも留意することは、その天候判断を自分の漁船との兼ね合いで話されることになります。津軽海峡を横断して松前に着いたときなど、よくこの海況にヨットで来たなあと驚かれます。途中で荒天になって夕方に漁港に入った時もそうです。漁船とヨットの耐航性に違いがあり、明らかに漁船よりヨットのほうが荒天航走に勝ります。漁師さんの云うとりだと安全性は高まりますが、1/3くらいの出港チャンスを逃すことにもなりましょう。
 ボートを何隻も乗り換えて新しくヨットに鞍替えしたお客様がおられます。ボートから比べてヨットのほうが断然に時化には強いと話されていました。モノハルからカタマランにも変わられましたが、関東・関西から北海道への航海を数度されています。カタマランもモノハルほどではないですがよいようです。
  ヨットでも最近のレースの影響を受けたハルの平べったい船底形状よりクラシカルなロングキールタイプのハル形状のほうが耐航性がいいですね。材質的にはスチール・鉄のヨットが断然強いです、実際に52fのスチールヨットを所有しましたが、荒天でハルにドスンと横波を受けても安心でした。でもFRPより断然手間がかりますが。ハルで波の外力を受けるのがいいのか、その波にのってかわすのがいいのかの問題があります。波の波長とヨットの艇長の問題もあります。いろいろお考えになって、自分の目的にあったハルのヨットを選びましょう。

    2014-9-23
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2014年09月22日

パイロットブック



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 パシフィッククロシングガイド・太平洋横断ガイド

 チャートプロッターを装備するようになって、需要は減ったと思います。アナログ時代はチャートとこのパイロットブックがクルージングの必需品でした。グーグルマップの航空写真で港の形状や防波堤の出具合など確認できるので、便利になりました。太洋横断ガイドや各地域の案内など多数あります。
 日本では公的な小型船避難港の手引き位しかありません。欧米では詳しく・細かくゴマンとあるのに比べるとその差に驚かされますね。ヨット人口・クルージング人口の違いでしょう。


 ウエストマリンの通販でも購入できます。ヨット用品・用具など海外からアマゾンのようにというより、それより早く通販では先輩ですね。これで日本のマリン用品の留数革命が起きました。

  2014-9-22

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2014年09月20日

パイロットチャート

 インド洋 1月

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 パイロットチャートのインド洋版 1月の切り取り部分です。インド洋全体と豪州やフィリピン近海まで描かれています。矢印は風向きと風力を示し長さはその月の頻度を示します。従い長い矢があればその風向が風の主方向で矢羽根が多いと強い風力になります。丸の中の数字は暴風日数を示します。フィリピン東方海域で北緯10度−30度では東の風風力4の貿易風でセーリングによい風が吹いていますね、アメリカから日本に来るときに出港して、いったん南下して北緯20度を西進して航路をとると素敵だと分かりますね。

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上図はインド洋の航路で数字は航海にふさわしい月をしめします。4桁の数字は距離です。1990年代に
作成したものですので、ソマリア沖の航路がありますが、今は海賊騒ぎでスエズ行航路は不適です。気候変動で統計に狂いがでてきているかもしれません。ご参考までにどうぞ。

   2014-9-20
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2014年09月19日

太洋航路とクルージングルート ヨットによる

太洋航路とクルージングルート ヨットによる

 最近の気候変動により、ヨットによる太洋横断も変わってきているかもしれません。寛平サンたちが1月の真冬に太平洋用横断に出発したのには驚きでした。セオリー無視でしたから。冒険を求めない、楽しいクルージングを求める老生には考えられないことでした。

 太洋を渡るための判断・条件

1. 熱帯性低気圧の時期を避ける。厳冬期は避ける。

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 世界の熱帯低気圧の起こる地域図


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   熱帯低気圧の名称
 具体的に日本発は台風シーズンを避けるため8.9・10月はふさわしくないでしょ う。また真冬の12・1・2月も避けることになります。
 日本着は同様に8・9・10月は避けます。フロリダ発は日本到着を考えて3月中を 限度として出発といわれています。

 大陸の東端は西端より気候変動が激しいです。上空の偏西風の影響と、大陸性気団と海洋性気団の境目にあ たるせいでしょう。12−2月期は冬ごもりになります。
 
2. 貿易風など恒常的に吹いている風を利用する。
 トレードウインドが西から東に拭いているので、大西洋や太平洋でも西回りの航路が合理的で安全で楽ちん です。日本発のロングクルージングは冒険的要素があります。欧米でヨットを購入して日本に乗って帰るよ うなプランが理想でしょう。

3. 自艇・自身能力に合わせる。水・食料の積載能力も。
 堀江さんの最初のヨットは20f前後です。できれば35-45f位がほしいところです。西回りの航路をとる  ならカタマラン40f以上も良いと思います。

4. 海賊地帯は避ける
 ソマリア海賊の問題があるので、現時点ではスエズ運河を通航できないとみるべきでしょう。アフリカのギ ニア湾、南アメリカのコロンビア終焉海域、フィリピン・インドネシア周辺海域などは避けたほうがいいで しょう。

 本船用の太洋航路誌や米・英作成のパイロットチャートには歴史的な帆船航路が月別にのっていますので、 見ておくといいでしょう。風の月別の風向が統計で図示されています。外国チャートの代理店で購入できま す。

 下記は1990年くらいに作成した図です。 ご参考までに

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  2014-9-19


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2014年09月18日

大型ヨット

 メガヨットの時期到来

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 大型ヨットはかっては森繁さんのふじやま丸・73fとボートでは加山さん光進丸が有名です。タモリさんは森繁さんから高尚な趣味を持てと勧められたそうです。タモリさんは一時大型ヨットを探していた時もあったので、資料をお渡ししたことがあります。現在は何に乗っておられるか存じ上げませんが。

 弊社では82fと80fの大型ヨットをお世話しました。たぶん日本でプライベートヨットでは1−2番の大きさだと思います。いずれも廻航準備をお世話してオーナーがご自身で乗って日本に持って来ました。船籍も弊社でお世話して海外船籍を取得しています。
 最近はネイマールが大型ボートをもって話題となりました。海外の富裕層やハイソな人々は大型ボート・ヨットを普通のように所有していますね。 塩野七海さんがイタリアでブランド物のバーゲンセールに行ってきたことを、お手伝いさんからマダムはそういうことをするもんじゃありませんと、たしなめられました。富裕層にはそれなりの責務があるということでしょう。
 日本では1級免許の乗り組みを80fまでに規制緩和したところから徐々に大型ボートが増えました。まだ欧米では主流のメガヨットにまでは届きません。規制のせいでしょう。格差が広がっているのは防げないし事実ですが、恵まれた方はそれなりの生活をして尊敬を集めてもらいたいものです。まだまだつぎの目先のお金儲けの投資も大事ですが、暮らしの充実にも目を向けてもらいたいものですね。

   2014-9-18

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2014年09月17日

海外の格安ボート・ヨット

 海外の格安ボート・ヨットはあるのか?

 格安スマホ・タブレットに走っています。パソコン関連商品を買うときには価格比較サイトをよく調べます。 海外の格安ボート・ヨットは果たしてあるのでしょうか? 現地の方にはあるかもしれません。 日本では時折出物がみられますが。マーケットが日本と比べて格段に大きいので、何せ日本はアメリカの一つの州くらいのものでしょう。欧州の新艇のマーケットでもフランスの地方代理店と日本の代理店は同規模といわれています。欧米では市場が大きいゆえに価格形成が妥当でリーゾナブルなものになっています。 
 でもアメリカにも訳ありものを扱うサイトがあります。銀行管理のものやハリケーンダメージのものがでています。そこにはいっさい長い間メンテナンスや補修はされていません。難しいものがありますね。
 インターネットで外地の物件を探すのは容易になりました。安いものがほしいのは当たり前です。でも考えてみましょう。新しいものを買うのとは違います。中古の現状と価格を判断して購入することになります。サーベイを入れるとは云えそれで問題点は交渉できますが、サーベイ後に表れた故障は自分持ちです。すばやく現地に行き、見て、買って、支払うことができないのでは出物ねらいは難しいです。
 私たちはリーズナブルな価格ででているものをオススメいたします。価格交渉はできるのですから。現地とのやりとりでメールでも100通−200通に及びます。手間と時間を要するものですね。

 
 2014-9-17

輸入代行・ヨット・ボ−トのブログを開設しました。

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2014年09月16日

ヨットマンの高齢化

ヨットマンの高齢化

 スペインのマジョルカ島にヨットを5年ほどおいていた時期がありました。そこで目にしたことですが、ヨット遊びは若者の遊びではないということです。20−30代の人は少ないです。小さくてもクルーザーを置いて乗っている人々のことですが。バカンスの島なのでスペイン人のみならずヨーロッパ中のいろんな国のひとが楽しんでいます。
 最近商売をしていて、いつまで乗るのか?とか、高齢で乗れなくなったので売りたいとか、お亡くなりになって子供たちで維持できなくて売りたいといった話を聞くようになりました。
 若者の遊びが多様化してきたのと、次世代を育てることを怠ってきたのがヨットマンが高齢化で衰退を思わせる主な原因でしょう。小生も若いときにクルーザー教室に参加して、そのオーナーがいかにもジェントルマンで将来はこんなオーナーになりたいものだと思いました。自分はそれにはなれませんでしたし、次世代を育てることはありませんでした。
 ヨットは老人になっても楽しめる熟年の遊びです。ヨットの機器が電動化している今なら、体力も冒険ではないので冒険心もいりません。
 日本国中に漁港や商業港はあります。釣り堀と化しているなんて言われています。無駄な規制と利権化してそれらは国民の利用を妨げています。年間20万ほどのマリーナ料になると、もっと所有が増えると思います。スペースはあるのですから。置き場所ばかりでなく免許だ船検だと世界にない規制も普及を妨げていますね。人口500万にも満たないニューユージーランドのほうがヨット人国が多いなんて異常です。日本は海に囲まれた島国ですが海洋国家ではありません。ヨットマンは消え去るのみですかね。

追記
タモリさんはタモリカップを主催されて貢献されています。

   2014-9-16

 弊社HP http://www.gentlebreezeyachts.com/

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2014年09月15日

これからは カタマラン

 

     lg420.png

     ラグーン420

 まだまだ日本でカタマランの中古艇をさがすには、モノが少ないので難しい状況です。
 長所からのべますと、カタマランはヨットとしてスピードがでます。巡航でモノハルなら5−6ノットがせいぜいでしょうが、カタマランなら7−8ノットは楽にでます。クルージングしていると、この差は大きなメリットです。10ノットもすぐですね。おすすめしませんが20ノットも夢ではありません。 それに居住性がすばらしい、大きなサロンを持った上にダブルバースが4個です。大勢のパーテイにもファミリーにもぴったりです。
 欠点は以前に30f程度のカタマランは事故もあり、小型カタマランは避けたほうがいいかもしれません。35f以上なら問題ないと思います。45f位が理想で、大きければ大きいほど安全性が高まります。スピードがでるとはいえ速めの縮帆が大事です、それでもモノハル以上のスピードです。もうひとつはハーバーの問題です。幅があるので設備が追いついていないことと、係留代が高めなことです。漁港におけるオーナーなら問題なし。
 パワーカタマランも面白いです、特に魚釣りに重点を置いている方には。水に浮かぶ底面積は大きいので集魚効果がバツグンです。近くの遊漁船に恨まれるほどです。
ファミリーでの週末セーリング、ロングクルージングやフィッシングに最適ですので、是非これからのヨットとして自信をもっておすすめいたします。

 弊社でお世話したカタマラン

 スノーグース37  ニューカレドニアでお引渡しご夫婦で1年かけて日本まで楽しいクージング。
 ギブン35  ニュージーランドにご案内して購入、日本でダイビング母船としてご利用されました。
 豪州製37fカタマラン 金沢から神奈川県まで廻航のお手伝い。
 PDQ35 パワーカタマラン  アメリカから輸入 トローリング・フィッシングにご利用。
 ラグーン420  フロリダから日本へ  クルージング、ファミリーでのご利用です。

ラグ−ン420 2009  応談  在日本 エンジン4気筒に日本で換装

  お問い合わせ
ジェントルブリ−ズ
まで

 弊社のHP http://www.gentlebreezeyachts.com/list1.html

 2014-9-15

2019年4月より

弊社HP  http://gentlebreeze.sakura.ne.jp/
メ−ル    gbyachts@gentlebreeze.sakura.ne.jp
gbyachts@japan.interq.or.jp



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2014年09月14日

ボート輸入経費 アメリカより

ボート輸入経費 アメリカより

 日本までの輸入経費はお客様が最初に想像されているよりかかりると思います。
 従い日本には無いもの、特段にお気に入りのものを持ってくることになります。

 主な輸入経費
 1.購入後の船積までのマリーナ経費
 2.マリーナから輸出港までの輸送費・廻航費用
 3.輸出書類作成費用
 4.日本までの船賃
 5.輸入消費税 現在8%
 6.輸入通関費用
 7.地元マリーナまでの輸送費
 8.輸送保険や廻航保険

 具体的なケースは弊社のご案内・契約のページをご覧ください。

 http://www.gentlebreezeyachts.com/details1.html

 エクセルによる計算シート

 keihi.xlsx
 船賃が主要なものになりますが、サイズおもに高さによりコンテナ船・貨物船・自動車船など積めるものが違ってきます。価格もいろいろです。ばくぜんとした見積もりはでません。具体的な日程により見積もりをくれます。一般的にヨット・ボートは特殊貨物扱いであまりやりたがらない傾向です。

   2014-9-14

 弊社のHP  http://www.gentlebreezeyachts.com/serviceindex1.html

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2014年09月13日

ヨット・ボートの船位 地文航法

ヨット・ボートの船位 地文航法

   handcompadss.png
 ハンドコンパス

 現在はGPSとチャートプロッターを持たないヨット・ボートオーナーはい
ませんと言っていいような状況になってきました。従ってクルーズでもチャ
ート・海図を持たないで出かける人をみかけるようになってきました。
バックアップはそうなると必需品ですが、そこまでの配慮は欠けているよ
うに思います。電気系統が故障したらと考えるのが良いキャプテインです。
原発の外部電源喪失と同じなのですが。
 プロでも地文航法の技術が落ちまくり状況は十分に想像できます。
30年前でも昼は地文航法だけで船位がでますが、ずるしてレーダーを
使用して船位をだすようになっていました。
 老生が北海道周航をした36年ほど前ではもちろんGPSのGの字もなく、
ハンドコンパスのみが船位を得る手段でした。
 無線方向探知機は一方向の方位の精度としては使えます。現在でも航空機
は飛行場からだす電波に導かれてそれに接近する手段で有効に使用さ
れています。しかし多方向からそれで無線方位を複数得て、組み合わせ
て船位をだすには誤差が多すぎて使用十分ではありませんでした。
周航中に北の霧多発地帯突入で、船首さえ見えなくなり、地文航法は陸
地が見えないので成り立ちません。高価なレーダーを見てツバを飲み込
んだものです。
 進歩のないオールドセーラーの老生は売るのが商売ですが、未だに最新
の航海計器には追いつけない情けない状況です。 

            2014-3-14


 弊社のHP http://www.gentlebreezeyachts.com/
   
     2014-9-13


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2014年09月12日

日本女性ヨットマンの海外活躍

ジャポニスムと日本女性ヨットマン活躍

   ship-boats-ocean-sky-485x728[1].jpg

ロンドンオリンピックで下馬評の高かったヨット競技でメダルはとれ
ませんでした。金に届くかという話でしたが、マスコミはたいして
注目していませんでしたね。

でも日本人女性が海外クルーズで大活躍しているお話です。

 ジャポニスムは19世紀後半から20世紀初めにフランスなど欧州で、
浮世絵や工芸品が文化的に影響を与えたことを言います。そのせい
か、フランスでは今でも日本に対して興味が続いているせいでしょうか。
1970年代の頃に仏のヨットメーカーがサムライやミカドの名前でプロダ
クションヨットを売っていました。欧州のマリーナでも艇名に日本名をつ
けたものが見られます。ウチで輸入した米国ヨットでOYABUNというのが
ありましたが、これは悪い影響です。 日本が最も尊敬の気分で受
け入られている国はフランス/トルコ/ポーランドでしょう。これらと同盟を
結ぶべき..また本題と離れました。
 統計データを知りませんが、日本女性はフランス人と最も結婚している
のではないかと思っています。自分のヨットを地中海のマリーナに置いて
いたので、そこで多くの仏人とのカップルを見ました。 マジョルカ島から
ジブラルタル・カナリー諸島を経て大西洋横断してヨットでカリブ海のマル
テイニークに行きました。そこでも多くの仏人と結婚した日本女性ヨットマ
ンと会いました。これは日本男性ロングクルーズヨットマンは日本女性に
負けたなと思いましたね。日本在住の冒険女性ヨットマンは今給黎さん
など2-3人の少数しか知りませんけれど。国際結婚をしている女性のヨット
マンは多いようです。
 仏人は地球のあちこちに海外県が散らばっており、長距離クルーズす
るのには理想的なうらやましい環境が整っており、おまけに気軽にヨット
を手に入れています。冒険と言わなくても連れ合いと楽しくヨットを楽しん
でいる日本女性ヨットマンが多いということになります。桶屋が儲かる式
のジャポニスムと日本女性ヨットマンでした。

  弊社HP http://www.gentlebreezeyachts.com/

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2014年09月11日

日本ヨット周航 

37年前の日本周航  

  アナログ時代のオールドクルーズ


hayame00.jpg

           
   愛艇 速魚

 トトトトトツウー トトトトトツー (短短短短短長・繰り返し音)と
聞かれてお分かりになる人は珍しくなりました。無線のモールス
信号ですが、無線通信ではありません。36年ほど前には今の
ようなGPSのない時代でした。日本の沿岸の主要な地点に無線
方向探知局が設置されていました。それには誤差はあるけど、
その局からの無線の方向性を利用して船位をさぐる手段として
利用しました。計器で局からの方位を得て、その方位に針路を
とることで母港に帰る航法施設です。霧のときには役立つ手段
です。トトトツーの個別の音の違いでその場所が灯台表で特定で
きました。

                                 
                                           

koden.jpg

                        

  上にあるネズミ色も計器がKODEN製 無線方向探知機




 愛艇速魚(22フィートヨット)で北海道羅臼港を早朝に出て、途中の
野付半島で駐在さんらしき警察官に漁船で接触をうけました。こちらは
国後島が目と鼻の先にみえる海ですので、ソ連に拿捕されるのがイヤ
で日本に近い岸を航行して、船尾に日の丸を掲げていました。日本船
籍の船には国旗を掲げる法的義務があるはずなのに、その時は国旗
を下げろとの命令です。そして根室に行く予定と警察官に報告しました。 
というのはその数日前に日本の国旗を持って泳いで、北方領土返還
を訴える事件が発生したからでした。それで国旗を下げることと行先
の報告を求められました。 
 その直後から北海道の夏の濃霧になりました。根室をめざしましたが
皆目見えないので分らず、とうとう犬の鳴き声とバイクの音が聞こえて
きました。海岸に近い様子です。幸い定置網のロープが見えましたので、
それに係留して朝まで待機しました。朝になって霧が晴れていて見ると
岸のすぐ近くでした。その日は温根元漁港に着岸しました。翌日はノサッ
プ岬を回ってオホーツク海より太平洋に入ることになります。その漁港で
も保安庁が探しに訪問を受けました。根室に着かないので探していたよ
うでした。ノッサップ岬を回るときには巡視艇が出動して沖を並走してくれ
ました。その日は落石に停泊です。濃霧が何日も続き待機です。でも港工
事の人々にお風呂やら食事やらお世話になり、おまけに摩周湖までドライ
ブで案内してくれました。クルーズ中はいろんな方に親切にしていただき
ありがたいものです。景色もそうですがクルーズ中は人との触れ合いが
楽しいものになります。
 霧がはれて何日ぶりに出港しました。航行中にエンジンが変な音がした
ので機関を停止させ、船底を覗いてみると浮遊ロープがプロペラにから
まったようです。水泳パンツと半袖の下着をつけてナイフを持ちカットに潜
ることになりました。夏とはいえ寒流の水温は冷たかったなあと今でもその
時の肌に感じた温度が思い出されるくらいです。そのあとでまた濃霧にな
り見えなくなりました。そこで書き出しになります。花咲港の沖出し灯標の
識別信号を確認してそれに向かって針路をとりました。岬の崖の波音をき
きかすかに見えながら構内に入り無事に花咲港入港できました。グーグル
マップで確認してみますと現在は外防波堤が新設されていて、当時それが
あれば恐らくぶつかっていたでしょう。余裕を持った気長にクルーズしなけれ
ば事故ともとです。振り返れば無謀であったなあと思います。
 小型レーダーは当時でもありました。地元の小さな漁船でも現地事情で必
須のものとして取り付けています。でも8馬力のデイゼールでは電気関係の
問題で小型ヨットに取り付けは無理でした。予算的にもダメでしたが。それ
以来あこがれの老生のヨット航海備品となりました。クルーズ中の中での
知床半島を回ってから納沙布岬から釧路までの出来事です。



 クルーズスタート
 
 九州東岸を北上

 日向市  宮崎県
 保戸島  大分県
 門司港

  関門海峡通過

kanmon.jpg
               

 日本海に入り本州を北上

 南風泊 下関市
 温泉津 島根県
 境港 島根県
 小浜 京都府
 三国市 福井県
 輪島  石川県 

 能登半島 禄剛崎灯台  石川県

rokkou.png
               
 柏崎 新潟県
 新潟市 
 秋田市
 鰺ヶ沢 青森県

 津軽海峡を越え北海道1周へ
 松前町 北海道
 瀬棚町 北海道
 小樽市
 増毛町 北海道
 礼文島 北海道
 稚内市
 枝幸町 北海道
 常呂町  北海道
 ウトロ 

  知床半島を廻る

siretoko.png
                   
 羅臼  北海道
 温根元 北海道
 落石  北海道
 花咲 北海道
 釧路
 襟裳
 苫小牧
 登別  北海道
 椴法華 北海道

 北海道を終え本州太平洋岸へ

 八戸市  青森県
 綾里 岩手県
 石巻市 宮城県

 クルーズ終える
  


 













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2014年09月10日

辛坊さん乗船のヨット

辛坊さん乗船のヨット

p11201951[1].jpg

 辛坊さんと盲目のセーラーさんが無事救助されました。良かったです。
4mの波高のなか、飛行艇の性能限度ギリギリで着水救助をしていた
だきました。ありがとうございます。このヨットは神戸震災の前だったの
で大分経ちます、オーナーが寛平さんのマネージャーをしているときに、
私が輸入のお手伝いをしたヨットです。
 寛平さんの時はパートナーがアメリカ大陸横断の陸送やフランスから
日本までの船積み手配の仕事をいたしました。今回はこの事故が起き
るまで、出発の時期さえ知らずに、何もお手伝いすることはありません
でした。
 ヨットで大西洋の横断をしたことがあります。ヨットでの横断などは、
時期・航路とヨットを選べば冒険とは程遠く、返ってあとでダイエットを気
にしなければならないような楽しい旅行のひとつです。ただし途中注意し
なければならないのは、他船との衝突、今回のような浮遊物の衝突、
操船者の落水です。浮遊物に関しては半潜水で波間に見えないタイプの
コンテナーとか沈木もありますので、避けようのないものもあります。
クジラとの衝突もコワイです。日本からアメリカへの横断は台風を避ける
ため梅雨時期のこのときしかありません。セオリーどうりでした。寛平さん
の時は冬の1月でしたので、難しい時期でしたので。これは冒険でした。
浮遊物は夜は目視できませんので、夜だと防ぎようはないです。運が
悪かったので、またチャンスがあったらトライできるといいですね。
posted by はやめ at 03:33| Comment(0) | 日記

2014年09月07日

ヨット天文航法  KHヨット天測法


sekistannto.jpg

日本周航を終えて10年ほど過ぎ、大西洋を横断する機会がありました。
まだGPSは普及しておらず、その前段階のサテライトナビゲーターの時代
でした。衛星が通過する時間の問題がありましたが、条件が良ければ緯度
経度が分り、天測よりは精度が高いものでした。天測は太陽・星・明瞭な水
平線が必須で、天気が曇・雨では使用できません。
 本船では今では六分儀は発煙筒と同じレベルの安全備品に貶められた
ことでしょうね。
若い航海士は理屈のみで使えなくなっていることでしょう。アナログのもの
は理屈だけでは実用になりません。練習して習熟する必要があります。
 今となっては太陽横断中の暇つぶしの楽しいリクレーションとなり、天測で
得た船位はすぐにもGPSで検証できるものになりました。

 小生が遺物となったヨット天測法をKH法と称してまとめてみました。

  1.  KH法 ヨット天測法 マニュアル         tensoku.doc

  2.  KH法 ヨット天測法 エクセル使用       tensokuexel.xlsm

 HPよりダウンして利用できます http://hayame2.sakura.ne.jp/details1033.html#天文航法

 15年以上前に自作したKH法ですが、久しぶりに開いて見てみますと、天測
をしなくなって20年以上たちますので、作った当人が忘れています。当人
がやるにも2-3日しないと思い出せないでしょう。ご参考までにご利用くだ
さい。
星の天測は日本の商船乗りでも使用していない方法です。日本の方法では星が判明して
いないと天測できないプロ用のものです。従い欧米式の観測する星がすぐに利用できる
実用的な方法をとりました。残念にも実際のヨットで確証を得てから世にだしたかった
けれども、その後太洋横断の機会がなく残念に思っております。あしからずベータ版の
つもりでお役にたてれば幸いです。

   2014-9-9

 弊社のHP http://www.gentlebreezeyachts.com/
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2014年09月06日

ボート・ヨット輸入代行業者のサービスとは

 この業界には各社それぞれのサービスがあり決まったものがあるわけでは
ありません。ご参考までに弊社のサービスを述べます。

1.弊社では最終売買価格の6%の手数料で最少60万円です。
これに含まれるサービスは:
a. バイヤーの望むヨット、ボートを全世界のネットワーク、ブローカ
ー協会などネットワークから、探し、個々のヨット、ボートのできるだけ詳しい
情報、写真を提供する。
b. サーベイヤーの手配とサーベイレポートの検討、説明またサーベイレポートに
基づいた欠陥、故障個所の修理、補修、保障の交渉。
c. 価格交渉と最終契約書の作成。
d. 船積みが必要な場合は、その手配。
e. マリーナから船積みの港までの回航の手配
f. 保険、(回航、船積みなどの)アシスト。

付記: 弊社のサービスには、アメリカ駐在の日本人スタッフによる現地
(ヨットの所在地)までのご案内サービスがあります。
 この当社のスタッフによる交通費と宿泊費はお客様のご負担になります。
その他のサービス、サーベイの立会、契約時の立会、船積みの立会などを希望
される場合の旅費も、実費になります。
実費は、航空券、レンタカー、滞在費(ホテルなど)、、その期間にか
かった費用です。 人件費、日当などは頂きません。

 インターネットが普及した今では事前に多く調べられる場合があります。現地に
行かれる前に、アイデアとポイントを固めて日程を組まれれば3日でも十分といえ
ます。今は艇をさがすより、実際に日本に持ってくるまでが大変ですね。

     2014-9-6

     2015-6-30 変更 

輸入代行・ヨット・ボ−トのブログを開設しました。

  http://gbdaikou.sblo.jp/

輸入代行・ヨット・ボ−トのブログを開設しました。

  http://gbdaikou.sblo.jp/






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2014年09月05日

またもや負けたかハブ港湾

またもや負けたかハブ港湾  

  zim_pusan.jpg
                     
  ボートを積んだコンテナ船・総トン数53453トン

フロリダから新艇のボートを日本へ海上輸送しています。もう10年以上もコンテナ船にボート・ヨットを積んでいません。コンテナ6個なら良いほうでコンテナ船の大型化により12本や24本分の運賃を請求されるようでは高すぎて積んでこれないのです。コンテナ船の破断で明らかになったように、日本を代表する郵船や商船三井が共同運航するほど積荷を集約しなければやっていけないのでしょう。
 今回の船会社は何とサンフランシスコよりロシアの港へ日本を通過して直行です。日本に寄港する日程はありません。それで上海で小型コンテナ船フィーダーに積み替えて日本まできます。 この会社はドサ回りの感があり、アメリカから2か月余り期間を要することもあってコンテナ船としては運賃が安く2個分ですみました。
 工場が海外に移転してしまい、中小のコンテナヤードは多数あるけれど、大型船は入りにくく、港湾コストがバカ高い日本の港はハブ港湾としては勝負にならないのでしょう。日本の港湾・空港行政はあちこちでうちの県にもコンテナヤードを欲しいという要求を満たすのみの視点で建設してきたゆえに中小の港湾が乱立してグローバルな要求を満たすことができずに、神戸震災後に凋落していきました。
上海より2週間かかり積み替えて横浜に無事到着しました。
 1/3 サバンナ出港
 2/27 上海入港
 3/9 上海積み替え出港
 3/12 横浜入港  
 荷物のサイズによりますが、今回の30f位なら妥当な運賃でこの船会社なら使えそうです。
日本の船会社ももっと頑張ってほしいものです。

弊社のHP  http://www.gentlebreezeyachts.com/

posted by はやめ at 08:52| Comment(0) | 日記

2014年09月03日

韓国に負けた?マリン業界と港湾事情

    韓国に負けた?マリン業界と港湾事情

huanghai_glory21_2.jpg
  この船のデッキ積で入港 直接海上に降ろして曳航してマリーナへ

弊社の取り扱っているボートを積んだ香港船籍の2万トンの本船が台風から逃げながら明日横浜入港です。それはフロリダからパナマを抜け、コスタリカ・メキシコ・カナダでボートの積み降ろしをしながら、なんと日本を通過して韓国へ入港し、昨日釜山を出て明日日曜日に日本へ入港です。今回はうちのを含めて3隻です。韓国の方が多くて最初に入港の段取りになったのでしょう。負けましたね。
 釜山はアジアのハブ港湾として日本を抜き去りトップの位置です。日本はいまだに日曜荷役をしないようで、今回の船会社は入港と同時に荷役をして、ボートを降ろして直ちに出港したい意向のようですが、いまだに予定が決まらず、ヤキモキしています。月曜日の荷役が7割の確率だと云うのが昨日の連絡でした。
 荷役形態がコンテナ化される以前の在来貨物船レベルの時に、50年ほど前ですが、当時の荷役人夫がほとんど日雇いで、その人々を保護するために決めた法律・慣習です。港湾労働者のための日雇い保険制度も整備され、仕事のないときのためのアブレ手当などもありました。現在は不明? 学生の頃のバイトで山谷の労働者を朝早く港の職安まで・はとバス・で運ぶ車掌をしばらくやったことがあります。当時2-3時間で1000円のおいしいバイトでした。話がそれてきましたが、日雇いの人たちにはそれなりの当時は配慮していたということです。
 日本はいったん決めたことは既成事実化して、なかなか変えられません。全国に税金を使って似たような中小港湾を大量に作りましたが、神戸震災のあと本船の大型化の波にのれず、韓国・香港・上海・シンガポールの24時間荷役をする大きなハブ港湾に負けてしまいました。地方港湾は釣堀となっています。港の集約化と効率運用が求められます。

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2014年08月31日

海外艇購入と保険


given35.jpg

 保険の問題は日本の保険会社が輸送保険や船体保険に熱意がないことです。今度輸入代行をお世話したボートでいよいよお客様のマリーナへ廻航する段階になりました。18号台風本土接近で待機中です。
 保険はイギリスの保険会社をアメリカの代理店を介して加入しています。そこで問題発生です。フロリダでの日本への積み出し港までの廻航は3回ありました。アメリカ人の廻航キャプテインに依頼して無事済ませました。しかし日本での廻航業者を保険会社がなかなか認めようとしないのです。小出しに船長とクルーの廻航履歴、会社履歴、免許提示、事故歴と保険の使用歴、最後には自動車事故歴、犯罪歴まで5回ほど聞いてきました。担当スタッフが怒りだし、いよいよ本性を露わした、人種差別だと言い出す始末です。それでやっと保険会社が日本での廻航を認めました。何しろアメリカサイドではクルーの名前すら知らないで簡単に許可したのですから。 問題は日本の損保が海外から持ってくる艇の保険加入を認めないからです。費用も倍以上高いです。日本の損保会社は調査能力不足で不正の支払いを見抜けなくて、高い支払いをしているのも原因の一つです。それはまじめな事故を起こさないオーナーに負担を押し付けています。高い保険料のはずですね。

  2014-8-31

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輸入代行・ヨット・ボ−トのブログを開設しました。

  http://gbdaikou.sblo.jp/




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2014年08月28日

船外機の逆輸入 

 
  cor36-ht.jpg

 輸入代行業はかって現地の何倍もの価格で日本のデイラーがボート・ヨットを売っていた時代があり、代行業の参入により適正な価格形成に寄与してきました。逆にそれが進むと伴に専業代行業者は自分の首も絞めることになり、減少しました。
 零細輸入代行業を20年以上やっています。新艇は造船所と日本のデイラーとの契約如何によります。日本の代理店と公言していても、専属契約ではなくて、新艇を輸入できるケースもあります。
 零細なうちでも珍しくデイラーとして、アメリカのラグジャリーボートを取り扱うことになりました。そこで問題発生です。製造に入りましたが、日本の某メーカーの船外機をオプションで選択したところ、在米船外機のそのデイーラーより新艇にそれを取り付けて日本に輸出できないと連絡がありました。
 そのメーカーの中古艇ではもちろん問題はありません。ヨットの場合はヤンマーが世界の主力に成長しつつあります。新艇ヨットで日本に輸入するときはその問題はありません。
 かって日本の製造業は国産価格を高く設定して、輸出価格を安価にするシステムで輸出を促進していました。円高が続いたので、まさか今ではそれはないだろうと思っていました。実際に今回もアメリカの船外機はスタンダード使用で、日本の同馬力の船外機をオプションで選ぶと追加の1万ドル以上の支払いが生じます。日本の船外機メーカーはまだ昔の時代を引きずって日本逆輸出不可の契約を結んでいるのですね。

 弊社のページ  http://www.gentlebreezeyachts.com/index.html


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2014年08月27日

マリンサーベイヤー

 ボート・ヨット先進国欧米ににあって後進国の日本にないものはマリン・サーベイヤーです。中古艇の売買ではもちろんその使用は自由ですが、サーベイヤーにコンデイションサーベイをかけます。サーベイレポートにより、故障しているところの修理や値引き交渉などができます。バイヤーの負担で雇になりますが、中立的な立場でサーベイを行います。船のサイズにより料金が決まり10−30万円ほどです。その際の上架料金は別になります。シートライアルもやってもらうことができます。
 あくまでサーベイはその時点での状況判断で、中古に起こりがちな、そのあとすぐに故障したときの保障をサーベイヤーがしてくれるわけではありません。

 日本では買主の見た判断で購入が決まります。ボート・ヨットの場合は現状渡しがほとんどでその後の保障や修理はありません。日本のサーベイヤーに、造艇知識や機器の知識それにボート・ヨットの実務体験などを備えている人がいないのも事実です。
それでサーベイのシステムが普及しないのでしょう。アメリカでは学校もあります。

 日本にしかない独自の船検の制度がありますが、これも合格したすぐあとの故障も責任を持ってくれるわけではありません。法令に合わせた事項に合致しているかを確認するのが検査員の仕事です。従いかなりの教育と経験をしなければ船検検査員がサーベイヤーになれるわけではありません。

 中古の判断は難しくリスクもあると承知で買うのが日本の現状です。サーベイヤの普及がすすむといいのですが。

           
 弊社のHP  http://www.gentlebreezeyachts.com/

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2014年08月26日

海外船籍の大型ヨットを日本で乗る

 大型ヨット・ボートは日本では製造していません。中古艇を選ぶことが多くなります。どうしたらいいのでしょうか?その得失はどのようなものでしょうか?

 船舶法という明治の時代にできた法律に、日本船籍は自国民ないし登録のある会社しか船舶は所有できません。従い他国の船舶を所有して運航するためには、当該国に会社を設立登記してその会社の所有ということで、他国に船をもつことになります。
 本船や漁船は節税のため、船員の経費削減のため、漁労制限を逃れるためその他の国内規制回避に、この便宜置籍の制度を先進国の船主は利用しています。

 ボートやヨットでもこれを利用しているオーナーはいます。今までに小生が輸入代行で80f以上のヨット2隻をお世話しました。その2隻に海外船籍を取得して日本に係留しています。その理由は

1. 輸入の際に国内規制の項目が明確になっておらず、また裁量によることもあり,
  輸入したけれど航行できないというリスク回避のため
2. 輸入通関消費税の支払いがいらない
3. 船検の費用がない、改造や備品の費用が節約できる
4. 免許を持つ必要がない

お世話してから10年くらい経過しましたので、日本で支障なく今日まで運航しています。
最近では更新のときにその国の備品などの検査を必要になってきました。 係留地より関税区を離れて航海するときには移動申請は必要です。
 免許は緩和されて24m以下までのれるようになりましたが、船検は不明瞭な総トン数20トンを超えると国の機関の検査になり、改造も含めて400-500万円は費用がかかると云われています。他に法定備品代もあり高額な出費を要します。外国では免許もいらず簡単な登録だけで済むのですから、便宜置籍を利用するオーナーはいますね。

   2014-8-26
 弊社のHP  http://www.gentlebreezeyachts.com/index.html


 
posted by はやめ at 17:33| Comment(0) | 日記

国内輸送費の不思議

 

 
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アメリカのフロリダから陸送で隣の州のサバンナへ行き。そこから船便で輸入したボートを、石垣島に運送しました。それがなんと横浜―石垣島の運賃のほうがアメリカ―横浜の運賃より高いのです。アメリカの陸送だけでも日本の南北を走る距離があります。その運賃は17万ほどでした。

 フロリダーサバンナ 陸送     1、700ドル= 170,000円
 サバンナー東京   船賃・保険込   9、595ドル=959,500円         
 横浜変更       船賃          322,885円
  以上 横浜までの合計          1,452,385円

 横浜ー石垣島 陸送・船賃・保険    1,685,000円

 日数的には日本まで上海積み替えで3か月余りかかりました。横浜の揚げ地変更で距離的には東京より短いし、同じコンテナ船が東京にも行くので、余分な手間がかかるわけではないのに32万円変更料を支払うのもおかしな話ですが、それでも日本の沖縄行きのフェリーで石垣に行くより安いアメリカからの輸送費でした。 今回は前回の輸送に比べて荷物がコンテナ扱いになったのが安くなった理由があります。1/3のコストで日本にきましたけれど。  
 ボート・ヨットの輸送は特殊で輸送費の怪がおきますね。だから専門業者にまかせてくださいということでもありますが。

    2014-8-25

 弊社のHPは
 http://www.gentlebreezeyachts.com/index.html

輸入代行・ヨット・ボ−トのブログを開設しました。

  http://gbdaikou.sblo.jp/


posted by はやめ at 14:32| Comment(0) | 日記

ブログ開設しました !!

 ブログ解説しました !!

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 愛艇Ping906


 これから、 海外のクルージングをしたいと思っている方や、 日本へ海外の優秀なヨット・ボートを輸入したいとお考えの方に、何かお役にたてればと思いこのブログを立ち上げました。
 30年ほど前にスペインでオランダ人家族が乗っていた52fケッチのヨットを買い、マジョルカ島のマリーナに5年係留して、イタリアからバレアレス諸島をクルーズしました。その後39fのケッチで大西洋横断してフランス海外県の西インド諸島マルテイニークまでクルーズした経験があります。その前の日本では宮崎から日本海を北上して北海道を回り石巻まで周航したこともあります。いわばレースの経験ゼロのクルーズ派ですね。現在は年金をもらいながら細々と零細の輸入代行業を20年余りしています。
 よろしくおねがいいたします。

ヘンデルの水上の音楽を聴きながらロングクルージングにいざ出発です!!
 https://www.youtube.com/watch?v=UnTfED5A1yE

   2014-8-26

   弊社HP  http://gentlebreeze.sakura.ne.jp/
メ−ル    gbyachts@gentlebreeze.sakura.ne.jp
gbyachts@japan.interq.or.jp


 
posted by はやめ at 09:42| Comment(0) | 日記