
大畠大橋 第3と第4橋脚の間を通航
大畠瀬戸を3回抜けましたので、書いています。 最初は柳井から広島に向けての航行で、橋に接近するにつれて1.5ノットまで減速してしまい、反航船もなく通過しましたが、どっこい潮波かと思っていた白波がだんだんと増え、前方よりの強風と伴っているのが判明しました。 しばらく真向いの風に立ち向かいましたが1ノット程度の航速では無理と断念し、反転して柳井に帰ることにしました。 今度は6ノットを超える速さで難なく橋の最狭部を通過です。 3回目は潮流のたるみを選んで航行しましたので、橋近くも4ノットを超える速さで通航しました、柳井−松山のフェリ−と橋付近で遭遇する恐れがあったので、事前に左舷対左舷の航法をとるように調整しました。音戸の瀬戸のような悪い見通しではないので、行き会い船がなければ音戸よりは容易でしょう。

狭水路での右側通行の原則を守り、橋付近での行き違いを回避して、大磯灯標付近には浅いところがあるので本土側を意識して航行すれば良いように思います。5トン以上のヨットには海上交通安全法による航法規定があります。灯標間のC線を挟んでの右側航行を守ることになります。ただしB線付近の浅瀬に注意することになります。
2016-12-3