
パイロットチャートのインド洋版 1月の切り取り部分です。インド洋全体と豪州やフィリピン近海まで描かれています。矢印は風向きと風力を示し長さはその月の頻度を示します。従い長い矢があればその風向が風の主方向で矢羽根が多いと強い風力になります。丸の中の数字は暴風日数を示します。フィリピン東方海域で北緯10度−30度では東の風風力4の貿易風でセーリングによい風が吹いていますね、アメリカから日本に来るときに出港して、いったん南下して北緯20度を西進して航路をとると素敵だと分かりますね。

上図はインド洋の航路で数字は航海にふさわしい月をしめします。4桁の数字は距離です。1990年代に
作成したものですので、ソマリア沖の航路がありますが、今は海賊騒ぎでスエズ行航路は不適です。気候変動で統計に狂いがでてきているかもしれません。ご参考までにどうぞ。
2014-9-20