香川県にある中部瀬戸内海の広島へ行きました。 ヨットで備讃瀬戸をよく航行したことがあるが、讃岐広島は比較的大きな島で沖から眺めるとビルもあり一度訪ねたいと思っていた。
ちなみに、発音は「ひろ↑しま↓」と発するようで広島県のは「ひろ→しま→」は平坦に発声するという。

丸亀沖の備讃広島

江の浦 赤丸は停泊位置

連絡船の反対側に係留
讃岐広島は丸亀市に属するので丸亀より江の浦への連絡船がある。その反対側のフロ−テイング桟橋に今回はヨットを係留した。 1年ほど無駄に積み込んでいたフリ−パワ−の自転車をすぐに桟橋に降ろして島1周をもくろみ意気込んで、まず時計回りで東海岸へサイクルする。

広島案内図
江戸時代の廻船問屋であった尾上邸を見た。 すぐに坂道が続くようであったので、早くも東岸よりにて島一周するための北上を断念して引き返すことになった。

城を思わせるような尾上邸
南岸沿いに行く。 沖からからよく見えていた小中学校は10年前に廃校になっていて、どうりで校庭が静かな訳だ。 大きな島の割には人口が少なく450人ほどである。

元小中学校 現コミュニテイセンタ−
この島は青木石の採石で有名、あちこちに関連の施設が見られる。

青木石の採石場
かって海技試験を受けてものにはなつかしい、試験によくでる問題には備讃瀬戸の航法がある。 海上交通安全法施行以前であったと思うが、「波節岩(はぶしいわ)を左舷にみて航行する」は必須の知識であった。 その岩礁と灯台が大島の南岸沖1kmにある。

波節岩 灯台

大島西岸からの風景
2020-12-9